【気遣い×脳科学】さりげない気遣いができる人はなぜモテる?脳科学的に見る気の利く人、利かない人の違いとは?
突然ですが、あなたは気が利く方だと思いますか?友達やクラスメートを観察していると、さりげない気遣いができる人がいて感心することがありますよね。
この人すごく視野が広いな、こんなことに気づくんだ、というような場面がありますよね。何気ない瞬間に相手の気持ちを察して行動するその姿に、自然と惹かれることがあるでしょう。そんな人がモテる理由は、脳科学的にもしっかりと説明できます。今回は、なぜさりげない気遣いが人を魅了するのか、その背後にある脳の仕組みを探ってみましょう。
【目次】
*気遣いはポジティブな共感を増幅
*気遣いが信頼感を高める
*親切による快感がさらなる親切を生む
*気遣いの力は脳科学的にも魅力的
1.気遣いはポジティブな共感を増幅
ミラーニューロンは、他人の行動や感情を自分のものとして感じることを可能にする脳の細胞です。誰かが親切な行動をすると、その親切を受けた人だけでなく、それを見ている人のミラーニューロンが活性化し、同じように心地よさを感じるのです。つまり、さりげない気遣いを見た人は、その親切さを自分のことのように感じ、自然と好感を抱くのです。これが、気遣いができる人が周りにポジティブな影響を与える理由の一つです。
2.気遣いが信頼感を高める
オキシトシンは、「愛情ホルモン」とも呼ばれ、人と人との絆を深める働きをします。誰かが優しく接したり、気遣いを示したりすると、オキシトシンが分泌され、互いの信頼感が高まります。このホルモンの効果で、気遣いを受けた人は親近感を感じやすくなり、結果としてその人を好きになる確率が高くなります。さりげない気遣いは、オキシトシンの分泌を促し、人間関係をより深めるのです。
3.親切による快感がさらなる親切を生む
脳には、他人からの評価や感謝の言葉を受け取ると活性化する「社会的報酬システム」があります。気遣いをすることで、周りの人からのポジティブな反応を受けると、このシステムが働き、ドーパミンという快感を感じさせるホルモンが分泌されます。これにより、気遣いをすること自体が快感となり、さらに気遣いを続ける動機となります。そして、その繰り返しがさらに周りの人々に好感を与えるのです。感謝の言葉をこまめに伝える、相手が困っていたり疲れていたりするときに小さな手助けをする、相手の好みや趣味、話した内容を覚えているなど、何気ないことの積み重ねが大切なのです。
【気遣いの力は脳科学的にも魅力的】
さりげない気遣いができる人がモテるのは、脳の働きによるものです。ミラーニューロンによる共感、オキシトシンによる信頼感の形成、そして社会的報酬システムによる快感の循環が、その理由です。気遣いの力は、単なる行動ではなく、脳科学的に裏付けられた魅力なのです。皆さんも、さりげない気遣いを意識してみてはどうでしょうか?始めは少し気恥ずかしい気持ちがあったとしても、ドーパミンの効果により親切にすることが気持ちよくなって、気遣いのできる人はどんどん気遣い力が増えていくことでしょう。自分も良い気分になれて、親切を受けた人や周囲の人までポジティブになる行為をやらない理由はないですよね。気遣いをすることできっと、あなたと周りの人々との関係が今よりさらに良いものになるでしょう。
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