【花×脳科学】薔薇、ユリ、胡蝶蘭…節目のお祝いに花束をもらうと嬉しいのはなぜ?脳科学視点から花のメリットを考察

2024/3/23 21:01
芸術
【花×脳科学】薔薇、ユリ、胡蝶蘭…節目のお祝いに花束をもらうと嬉しいのはなぜ?脳科学視点から花のメリットを考察

卒業式、誕生日、記念日、お見舞い、お祝いなど、節目のお祝いや手土産の贈り物として定番なのが花。色とりどりの花を組み合わせた華やかな花束もあれば、送る相手のイメージカラーに合わせたワントーンの花束など、相手やシーンに合わせてアレンジも自在です。自分が思ってもいなかったイメージカラーの花を送られると、意外な一面を発見したような気になり、嬉しいと感じることもあります。また、もらった当日だけではなく、家で飾っている間は空間を鮮やかに彩ってくれますし、相手の気持ちを思い出して心が豊かになります。
このように、お花の贈り物による効果は、単なる装飾や美しさだけに留まりません。では、具体的にお花を贈ることが相手の心や脳にどのような影響を与えているのでしょうか?この記事では、脳科学の視点からそのメカニズムを探ってみましょう。

【目次】
*花の香りが感情や記憶を呼び起こす
*花のカラーが私たちの感情を刺激
*花の贈り物がもたらす心理的効果

1. 花の香りが感情や記憶を呼び起こす

花の香りは私たちの脳に直接作用し、感情や記憶を呼び起こします。香りは嗅覚神経を通じて脳の嗅球に送られ、そこで情報処理されます。特定の香りは脳内のリラックスや幸福をもたらす神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンの分泌を促進し、心身のリフレッシュに役立ちます。ワインのテイスティングで「スミレの香り」など花の香りに例えられることがあるように、それぞれの花の香りは特徴的なものです。フレグランススプレーでもユリの香りや、薔薇の香りなどさまざまなものがありますので、送る相手が好きな香りを知っていれば、その香りを生花で送ることができて、相手にとっても新鮮な体験となります。

2. 花のカラーが私たちの感情を刺激

脳は視覚から入ってきた色の情報により影響を受けます。つまり、花の色は私たちの感情に深い影響を与えるということです。赤色は情熱や愛情を象徴し、ピンクは優しさや幸福感を呼び起こします。青色や紫色はリラックスや安らぎをもたらし、黄色は活力や明るさを与えます。これらの色彩効果は視覚情報が視床下部に伝わり、感情を制御する脳の領域に影響を及ぼします。恋人には赤色、お祝い事にはピンクなど、お花を渡す場面や、相手の雰囲気に合わせてお花の色を選ぶと、相手の満足度も高くなるでしょう。

3. 花の贈り物がもたらす心理的効果

お花を贈ることは、相手に特別感や思いやりを伝えるだけでなく、贈られた側にも心理的な喜びや幸福感をもたらします。お花は視覚的・嗅覚的な刺激として受け取られ、心を和ませる効果があります。同じ花をセレクトしても、全く一緒の花束を作ることはできないため、唯一無二の贈り物となる点でも、特別な喜びを与えてくれます。また、お花を贈られたときのサプライズや感謝の気持ちも相手の心を温かくする要因となるでしょう。

【色や香りが脳を刺激し心を豊かに】

花は単なる装飾や贈り物ではなく、一つ一つの花に色彩があり、花言葉や香りなどたくさんの要素がこもっているものです。そして相手との絆を深めるコミュニケーションツールになると言っても過言ではありません。その美しさや香りは私たちの心を豊かにし、特別な場面をさらに特別なものにしてくれます。ぜひ、花を贈る際にはその脳科学的な効果も意識してみてください。

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