【性格診断×脳科学】ビジネス、恋愛、交友関係etc…様々な場面で取り入れられている性格診断MBTIがZ世代に大ブーム!脳と性格の関係性とは?
最近、MBTIと言われる性格診断が人気ですが、ご存知でしょうか?「16Personalities性格診断テスト」とは、「Myers-Briggs Type Indicator(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標」という性格理論に基づいて作成された、個人の性格を16種類の性格に分類されるオンラインツールを利用した性格診断です。この性格診断テストは、自分が思っている性格そのものだとびっくりする人も多く、誰でも簡単に利用することができます。日本では個人の個性を重視するZ世代を中心に支持を集めており、その正確さや各国の文化に合わせた質問構成がされている点から、認知度は非常に高く、世界50カ国以上で活用されています。今では、キャリア選択や人間関係構築の指針にも用いられています。性格診断が人々の興味を引き、自己理解や人間関係の向上に役立つことは広く知られています。この性格特徴の違いは脳の働きと関連しているのか、脳科学的な視点から性格と脳の関係について探ってみましょう。
【目次】
*脳の活動により性格特性が形成
*遺伝子と環境の影響
*脳の可塑性と性格の変化
*環境や脳への刺激で性格も変化する
1. 脳の活動により性格特性が形成
性格は、脳内の神経回路の活動によって形成されます。脳の特定の領域や神経伝達物質の働きが、個々の性格特性や傾向に影響を与えます。例えば、恐怖や不安などの性格特性は、扁桃体などの脳の領域と関連があります。扁桃体の活動はストレスや恐怖に対する反応を調節し、個々の性格特性や傾向に影響を与えます。扁桃体の活動が過剰に高まると、不安や恐怖に敏感になります。
脳活動を調べたコロンビア大学の研究者たちは、性格が似たような人たちは、同じ画像や動画を見たときに同じような反応をすると述べています。脳の活動パターンは性格の一致と結びついていることが発見されており、今後の研究結果の応用次第では脳活動を測定することで個人の性格特性を正確に把握する可能性も出てきているそうです。
2. 遺伝子と環境の影響
また、性格は遺伝子と環境の相互作用によって形成されます。遺伝子は個々の性格傾向に影響を与えますが、環境要因も同様に重要です。特に、子供の成長段階や社会的環境が性格形成に大きな影響を与えます。例えば、幼少期に旅行やアウトドアなど様々な体験に触れてきた場合は、新しい場所や体験に対する興味や好奇心が旺盛な傾向があります。幼少期からさまざまな環境や文化に触れることで、柔軟な思考や広い視野を持つことが期待されます。
3. 脳の可塑性と性格の変化
脳は常に変化し、学習や経験に応じて形成されます。この脳の可塑性によって、性格も変化する可能性があります。新しい環境や経験によって、脳の神経回路が再配線され、性格特性が変化することがあります。就職や新しい趣味など、新しいコミュニティに関わることで価値観が変わったということも多いでしょう。
【環境や脳への刺激で性格も変化する】
性格診断は、脳の神経回路や遺伝子、環境との相互作用を考慮した上で行われると、より深い理解を得ることができます。自己理解や他者との関係を改善するために、脳科学的な視点から性格を考えることは、より意味のあるアプローチとなるでしょう。
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