【飲み会×脳科学】アルコールは体に良い?飲み会でのコミュニケーションが私たちの脳に与える影響

2024/4/18 17:45
人間関係
【飲み会×脳科学】アルコールは体に良い?飲み会でのコミュニケーションが私たちの脳に与える影響

飲み会は、友人や仲間と楽しい時間を過ごしたりストレスを解消したりすることがありますが、脳科学的にはどのような影響があるのでしょうか?飲み会が我々に与えるメリットは、実は脳科学的な視点からも理解することができます。今回は、飲み会の脳科学的な側面から考察してみましょう。

【目的】
*社交的なつながりが幸福感や満足感を与える
*会話、美味しいごはんで心地よい気分に 
*ストレス軽減と心理的なリフレッシュ
*過度の飲酒は悪影響になることも

1.  社交的なつながりが幸福感や満足感を与える

飲み会に参加することで、脳内の社交的なつながりが促進されます。人間は社会的な動物であり、他者との関係を築くことで幸福感や満足感を得る傾向があります。飲み会では、友人や仲間など人々が集まって会話を楽しむことで、脳内のオキシトシンなどのホルモンが分泌され、社交的なつながりを深めます。

2.  会話、美味しいごはんで心地よい気分に
 
飲み会に参加することで、脳内の快楽センターが刺激され、ドーパミンなどの快楽を感じさせる神経伝達物質が分泌されます。これにより、脳内の報酬系が活性化され、快楽や幸福感をもたらします。楽しい時間や笑い声、美味しい食べ物や飲み物などが、脳に快楽をもたらし、心地よい気分を促します。快楽センターの刺激は、人々が社交的な場に参加し、良い時間を共有することを促します。

3. ストレス軽減と心理的なリフレッシュ 

飲み会に参加することは、日常生活のストレスから解放される効果があります。飲み会での楽しい時間や親しい友人との交流は、脳内のストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制します。また、社交的な場に参加することで脳の社会的報酬系が活性化され、心理的なリフレッシュがもたらされます。これにより、仕事や学校などでのプレッシャーや疲れを忘れ、リラックスした状態で楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

4.過度の飲酒は悪影響になることも
過度なアルコール摂取は神経細胞に損傷を与える可能性があります。特に、長期間にわたるアルコール乱用は、大脳皮質や海馬などの脳の一部が萎縮することが知られています。記憶力や学習能力の低下、判断力の欠如などを引き起こす可能性があり、アルコール中毒にまでなってしまうと、一時的な認知障害や記憶喪失(黒アウト)も起こり得ます。そして、過剰なアルコール摂取は、神経の炎症も促進する可能性があります。

【飲み会を通じて脳と心の健康を促進する】

飲み会は、社会的なイベントであり、人々が集まってコミュニケーションを取り、楽しい時間を共有する場です。また、単なる楽しい時間の提供だけでなく、脳や心の健康を促進する効果も持っています。そして、アルコールの摂取自体は脳内の神経伝達物質や神経構造に影響を与え、認知機能や行動に変化をもたらします。適量の摂取であれば、一時的なリラクゼーションや快楽をもたらすこともありますが、過度な摂取は脳に深刻な損傷を与える可能性があります。飲み会はお酒をたくさん飲む場ととらえず、社交的なつながりの強化や快楽の体験ととらえましょう。そうすれば満足感を得たり、ストレスを軽減するといったメリットを通じて、飲み会は私たちの生活にポジティブな影響を与えています。適度な飲酒や安全な環境の下で楽しみましょう!

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