【競馬×脳科学】ギャンブル性だけじゃない?ハマりすぎ注意の競馬を適度に楽しむ脳科学
皆さん競馬場に行ったことはありますか?競馬は男性が好むイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、近年では女性ファンも増えてきています。ドリンクを飲んだり、購入したスイーツを楽しんだり、分からないことがあればコンシェルジュに気軽に質問することができるようなスペースが設けられている競馬場もできて、気軽にエンターテイメントとして楽しめるようになっています。競馬は多くの人々にとって、興奮や緊張を感じるエキサイティングなスポーツですが、一方でギャンブルにハマりすぎてしまい、中毒的になってしまう人も。競馬ではありませんが、大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏が違法賭博のギャンブル中毒だったことが判明して、世間を賑わせた事件は記憶に新しいでしょう。
競馬をはじめとするギャンブルは、我々の脳にどのような影響を与えているのでしょうか?今回は、競馬が脳に及ぼす影響について脳科学的な視点から解説し、中毒にならないよう楽しむためのマインドの持ち方について考察します。
【目次】
*競馬の魅力と脳への影響
*勝つ馬を当てる予測と期待で脳が興奮
*過度の興奮やストレスには注意
*脳への様々な刺激が楽しさに繋がる
1. 競馬の魅力と脳への影響
競馬は、スリルや興奮を味わうことができるスポーツです。レースの結果を予想することや馬の走りを見守ることで、脳が興奮状態に入ります。レースの進行や競り合い、最後の直線での追い込みなど、瞬間的なスリリングな展開があり、また、馬が駆け抜ける迫力ある映像や、観客の歓声など、多くの刺激があります。このような要素が我々の脳に様々な刺激を与えます。
2. 勝つ馬を当てる予測と期待で脳が興奮
競馬では、レースの結果を予想し、自分の馬が勝つかどうかを期待します。この予測と期待によって、脳内でドーパミンといった快楽を感じる神経伝達物質が放出され、興奮状態になります。競馬はギャンブルの要素が強いスポーツの一つでもあります。賭けをすることで、勝利への期待やリスクを背負うことになり、これも脳を興奮状態にさせます。また、競馬を観戦することで、視覚情報が脳の視床下部や辺縁系に伝わり、楽しむ要素の一つになります。
3. 過度の興奮やストレスには注意
競馬は興奮や喜びをもたらす一方で、過度の興奮やストレスを引き起こすこともあります。特にギャンブル性の強い競馬では、過度な興奮やストレスが脳に負荷をかける可能性があります。そのため、競馬を楽しむ際には、適度な節制と責任ある行動が重要です。
ストレスと感じなくても、万馬券を取った時の快楽が忘れられずに「もっともっと」とドーパミンを求めるようになってしまうと、欲求が抑えられずに中毒になってしまう場合もあります。
【脳への様々な刺激が楽しさに繋がる】
競馬は興奮や喜びを感じることができるスポーツですが、過度の興奮やストレスは脳に負荷をかけることがあります。ギャンブルが生活習慣の一つになってしまうと、ドーパミンによる刺激に慣れてしまい、もっと激しい快楽を求めてしまうことになるため、たまに遊ぶ程度に抑えるように意識してみましょう。ギャンブル中毒になってしまった人は、れっきとした病気であると認識して、早めにケアを。本人の甘えではなく、脳がギャンブル以外のものに興味が持てないようになってしまっているのです。エンターテイメントとしての競馬を楽しむ際には、自分が当たると予想した馬の勝敗だけではなく、場内のドリンクを楽しんだり、ピクニック気分で持ち込んだフードを食べたりなど、他での楽しみを意識しながら適度な節制と責任ある行動を心がけ、健康な脳と心を保ちましょう。
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