【マインド×脳科学】ポジティブ感情は意識的に作れる!?マインドをコントロールする方法を脳科学的に考察

「ポジティブな考え方を持ちましょう」とよく言われますが、実際にはどのようにしてポジティブなマインドを育て、ネガティブな考え方を払拭することができるのでしょうか?驚くべきことに、私たちの脳はポジティブな思考を促進し、ネガティブな思考を抑制する力を持っています。今回は、脳科学の視点から、ポジティブマインドとネガティブマインドをコントロールする方法について考えてみましょう。
【目次】
*ポジティブマインドとネガティブマインドの脳の仕組み
*ポジティブな脳のトレーニング
*ネガティブなパターンの打破
1. ポジティブマインドとネガティブマインドの脳の仕組み
私たちのポジティブな感情とネガティブな感情はどこから生まれているのでしょうか。さまざまな部位が関わっているのですが、例えば前頭前野の中でも左前頭部がポジティブマインドに関わり、右前頭部がネガティブ感情に関わっているといわれています。また扁桃体も関わっているといわれており、左扁桃体がポジティブ、右扁桃体がネガティブな刺激にそれぞれ反応するという説があります。
そして、ポジティブ&ネガティブな刺激や感情を処理時間的な違いがあると言うこともいわれており、例えば、同じ感情刺激でもネガティブな刺激はポジティブな刺激よりも早く処理されるそうです。
2. ポジティブな脳のトレーニング
ポジティブなマインドを養うためには、日常生活で積極的なアプローチを取ることが重要です。感謝の気持ちを持ち、ポジティブな言葉や行動を意識的に選択することで、ポジティブな刺激を脳の前頭前野に与えることで活性化し、ポジティブな思考パターンを強化することができます。例えば、友人や家族に「ありがとう」と伝えるだけでなく、感謝の手紙を書いたり、日記に感謝の出来事を書き留めることで、ポジティブな感情を育むことができます。また、自分や他人を励ます言葉を使うこともポジティブな行動です。「大丈夫、きっとできるよ!」や「頑張ってるね、素晴らしい!」などの言葉を使って、自己肯定感を高めたり、他人のモチベーションを引き上げることができます。
3. ネガティブなパターンの打破
ネガティブな考え方や感情が支配的になってしまった場合、脳をリセットすることが重要です。リラックスした状態で深呼吸を行ったり、肯定的なイメージを思い浮かべることで、危機感を直感的に感じるような扁桃体の活性化を抑制し、ネガティブなマインドをリセットすることができます。
自分が目指す目標や理想の未来をイメージすることは、肯定的なイメージの一つです。成功した自分を想像し、その状況や感情をイメージすることで、モチベーションや自信を高めることができます。例えば、試合に勝利した後の喜びや達成感を具体的に思い浮かべると、モチベーションを高めることにつながります。
また脳のワーキングメモリの容量も関連しているといわれており、ここが増えるとネガティブな感情を抑制したり、うろたえていたとしてもそれを出さないように感情を抑制するコントロールが働くようになるそうです。
【脳の仕組みを理解すると思考をコントロールできる】
ポジティブなマインドは、私たちの人生を豊かにし、幸福感をもたらします。不安を感じるネガティブな感情は、危機管理能力を鍛える意味で、絶対的に悪いと言うものではありませんが、危機意識により自分の行動を自ら制限してしまうと人生の豊かさと言う点において、もったいないと感じます。時間は有限ですから、脳の仕組みを理解し、意識的にポジティブな思考を育てることで、より良い未来を築くことができます。今日から、ポジティブなマインドを鍛えて、前向きな人生を歩んでみましょう。
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