【お祭り×脳科学】ねぶた祭り、祇園まつり、阿波踊り、七夕まつりetc..神輿や屋台で盛り上がるお祭り!その魅力を脳科学的視点から解説

2024/5/7 19:45
日本文化
【お祭り×脳科学】ねぶた祭り、祇園まつり、阿波踊り、七夕まつりetc..神輿や屋台で盛り上がるお祭り!その魅力を脳科学的視点から解説

日本にはたくさんのお祭りがあり、毎年の風物詩として多くの人に楽しまれています。自然と神様に感謝し、生きることを喜び、コミュニティを育てるために行ってきた日本のお祭りですが、本来の目的は「神様に感謝する」ことで、「祭り(まつり)」という言葉の語源も「祀る(まつる)」です。神を慰め、祈願すること、またはその儀式を指し、土着の神様、神道または仏教に由来します。
元々の意味を知らなくても、昨今のお祭りやイベントは、さまざまな出店が出たり、日本の浴衣や着物などの民族衣裳を楽しむ機会となって、私たちの心を楽しませ、盛り上げます。その背後には、脳内の化学物質や心理的な要因が関与しています。今回は、なぜお祭りが盛り上がるのか、その脳科学的な視点について考えてみましょう。

【目次】
*楽しい体験や刺激がドーパミンを分泌
*社会的結束を促進し安心感を与える
*お祭りの新奇性が脳を興奮させる
*新しい刺激や思い出の共有が心を豊かにする

1. 楽しい体験や刺激がドーパミンを分泌

お祭りでは、大きな神輿を担いで地域をまわり、太鼓や笛などの演奏が響き渡るなど、楽しい体験や刺激が多いです。その結果、脳内でドーパミンという快楽を感じさせる化学物質が放出されます。ドーパミンは報酬系と関連しており、楽しい活動によって放出されることで、幸福感や満足感をもたらします。その場を楽しむだけではなく、七夕祭りなどお願い事が叶うかもしれないという期待感でもワクワクしますよね。

2. 社会的結束を促進し安心感を与える

お祭りやイベントは、人々が集まり、一体感や結束力が生まれます。人間は社会的動物であり、他者との結びつきや帰属感は脳内の安定感や幸福感につながります。自分の住んでいる地域で集まったり、都道府県全体でも特別な行事として取り上げられたりしています。大きなイベントでは、全国から人々が集まるくらい盛り上がります。共通の体験や楽しい時間を共有することで、社会的結束を促進し、心理的な安心感を提供します。

3. お祭りの新奇性が脳を興奮させる

お祭りやイベントは、日常生活からの脱出や新しい体験を提供します。脳は新奇な刺激に興奮し、興味や関心を引きます。新奇な刺激が視覚や聴覚などの感覚器官を刺激すると、脳の視床下部や辺縁系などの部位が活性化します。これにより、視覚情報や聴覚情報が大脳皮質に送られ、新しい情報を処理する脳の領域が活発化します。その結果、興奮や興味が生じ、新しい刺激に対する関心が高まります。新しい場所や体験に触れることで、脳内の興奮や興味が高まり、楽しい時間をより強く感じることができます。

【新しい刺激や思い出の共有が心を豊かにする】

お祭りやイベントが私たちを楽しませ、盛り上げるのは、脳内の化学物質や社会的な要因の相乗効果によるものです。楽しい体験や共有された思い出は、私たちの心を豊かにし、幸福感を与えてくれます。そのため、お祭りやイベントは私たちの生活に欠かせない大切な要素の一つと言えるでしょう。

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