【コーヒー×脳科学】カフェイン効果の眠気覚ましだけじゃない!コーヒーのメリットを脳科学的視点で解説

2024/5/19 0:44
【コーヒー×脳科学】カフェイン効果の眠気覚ましだけじゃない!コーヒーのメリットを脳科学的視点で解説

コーヒーは多くの人々にとって日常生活で欠かせない飲み物の一つです。毎朝の習慣にしている人もいれば、お昼ご飯の後に眠気覚ましとして取り入れている人もいるかと思います。コーヒーの豊かな香りと苦味、そしてカフェインの刺激は、私たちの目覚めや集中力を高める手助けをしてくれると言われていますが、実際には脳にどのような影響を与えるのでしょうか?今回は脳科学的な視点からその効果を探ってみましょう。

【目次】
*コーヒーに含まれる成分が脳に与える影響
*カフェインで眠気がなくなるのはなぜ?
*コーヒーの利点と注意点
*適正量を守ってコーヒーの利点を最大限に活かす

1.コーヒーに含まれる成分が脳に与える影響

コーヒーには、カフェインなどの成分が含まれています。これらの成分は脳内の神経伝達物質の働きを変化させることで、我々の意識や気分に影響を与えます。カフェインは脳の中枢神経系を刺激し、覚醒や注意力の向上、情緒の安定化などの効果をもたらします。また、コーヒーには、ポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質が含まれています。これらの成分は、細胞を酸化ストレスから保護し、炎症を抑制する働きがあります。ポリフェノールは脳の健康をサポートし、認知機能の改善や神経保護効果が期待されています。また、トリガロンという成分はセロトニンの前駆体であり、脳内のセロトニン濃度を増加させる効果があります。セロトニンは心の安定や幸福感に関与し、コーヒーの摂取によって心の健康をサポートします。このようにコーヒーに含まれる様々な成分が私たちにポジティブな影響を与えてくれるのです。

2.カフェインで眠気がなくなるのはなぜ?

眠くなったらコーヒーを飲むという行動を選択する人も多いかと思いますが、なぜコーヒーは眠気覚ましになるのでしょうか。コーヒーに含まれるカフェインは、脳内のアデノシン受容体と呼ばれる部位に働きかけます。アデノシンは睡眠の誘発に関与する神経伝達物質であり、その受容体がカフェインによってブロックされることで、覚醒状態が維持されます。このため、コーヒーを飲むことで眠気を感じにくくなり、集中力が向上します。

3.コーヒーの利点と注意点

コーヒーの摂取は、覚醒や集中力の向上、心のリフレッシュなど、多くの利点があります。しかし、過剰なカフェイン摂取は不眠や神経過敏などの副作用を引き起こす可能性があります。一般的に、1日の摂取量は300〜400mg以下を目安にすることが推奨されています。個々の体質や体重によって適切な摂取量は異なるため、自身の体調や反応に合わせて調整することが大切です。また、コーヒーに含まれる酸やカフェインは、胃腸に刺激を与えることがあります。胃腸の弱い人や胃潰瘍などの消化器疾患を持つ人は、摂取タイミングにも注意する必要があります。

【適正量を守ってコーヒーの利点を最大限に活かす】

コーヒーは私たちの生活に深く根ざした飲み物ですが、その摂取は適切なバランスが必要です。また、コーヒーには砂糖やミルクなどの添加物が含まれることがあります。過剰な砂糖摂取は肥満や糖尿病のリスクを高めるため、添加物の摂取量にも注意しましょう。脳への影響を理解し、適度な量で楽しむことで、コーヒーの利点を最大限に活かしましょう。

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