【瞑想×脳科学】マインドフルネス瞑想で心も身体も脳も健康に!不安を和らげ、集中力を高める【ビジネスパーソンや学生に必須】
最近、マインドフルネス・瞑想という言葉を耳にする機会が増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。瞑想は、古くから心身の健康に良いとされ、最近では科学的な研究でもその効果が支持されるようになってきました。コロナ禍で出社控えする人がリモートワークをする際に、「集中できない」という悩みを抱えたり、人とのコミュニケーション不足から不安を感じたりした人が、心身ともにリラックスする方法として導入し始めています。
ひと口に瞑想と言っても、種類は様々なものがあります。基本的な座り姿勢で心を整える瞑想のほかに、ヨガのポーズを取りながら迷走するマインドフルネスヨガや、味覚に集中して瞑想を行うマインドフルイーティング、散歩しながら瞑想する、歩行瞑想などがあります。自分に合った形を選べるとあって、近年ではビジネスパーソンや学生の集中力向上や、不安症やストレスからの解放のために取り入れる人が増えてきています。そこで今回は、脳科学的に見て、瞑想が私たちにもたらすメリットについて解説します。
【目次】
*ストレスを軽減してリラックスできる
*大脳の前頭前野を活発にして不安をコントロール
*ネガティブな感情に囚われなくなり集中できる
1. ストレスを軽減してリラックスできる
瞑想をしているときの心の状態を「マインドフルネス」と呼びますが、これは「気を逸らさず、今に集中する」という状態です。心を落ち着かせて、今抱えている悩みや過去の辛い経験、まだ起きていない未来への不安などに思考を向けず、今の自分に意識を向けることで心を平穏な状態にします。これにより、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、脳内の副交感神経活動を促進することが示されています。心身のリラックス感が促進され、ストレスや不安の軽減につながります。このとき、脳の「ストレス反応センター」と呼ばれる扁桃体の活動が抑制され、心地よいリラックス状態へと導かれるのです。
2. 大脳の前頭前野を活発にして不安をコントロール
定期的な瞑想は、脳の構造と機能を改善するとされています。MRIスキャンによる研究では、瞑想者の脳の灰白質密度が増加し、脳のさまざまな領域の結合が強化されることが示されています。脳には扁桃体という恐怖や不安を感じる際に活性化される部位があります。この扁桃体をコントロールしている部位が大脳にある前頭前野です。私たちは、大脳が発達したことによって、この前頭前野が原始的な欲求や感情をコントロールして、理性的な行動が取れるようにバランスを調整しています。この前頭前野の活動が増加することで、感情の調整や注意力の向上につながると考えられています。イライラしたり感情的になったりするのが増えたなと感じたら瞑想してみてください。
3. ネガティブな感情に囚われなくなり集中できる
脳がアイドリングしているような、無意識に活発になっている脳の機能ネットワークをDMN(デフォルトモードネットワーク)と言いますが、これが過剰に活動してしまうと雑念や思考が取り止めもなく流れ出て止まらない状態になってしまいます。過去の懺悔や未来への不安などが次々に溢れ出して、今に集中したり周りに注意を払う意識が低下してしまうのです。瞑想は、「今、ここ」の瞬間へ意識的に注意を向ける練習になるため、DMNの活動が低下して、注意力や集中力を向上させることが報告されています。また、DMNの低下によって、過去への後悔や不安に囚われなくなり、ストレスが現象します。これにより、日常的に瞑想する人は日常生活での課題により集中し、ストレスやイレギュラーな出来事に打ち勝つことができるのです。
【瞑想が心と体の健康UPに】
瞑想は、心と身体の健康を改善し、日常生活でのストレスや不安を軽減する有力な手段です。定期的な瞑想習慣は、脳科学的にもその効果が裏付けられており、誰もが取り組むことができる身近な健康法と言えます。ぜひ、日常生活に取り入れてみてください!
脳を最短ルートで鍛えるには?
弊社では脳科学のオリジナル学習プログラム、脳学®︎を用いたオンラインパーソナルトレーニング「Dr.FOCUS」を提案しています。
脳を知る(脳学®︎)+脳を鍛える(脳トレ)+脳を使う(脳活)の3STEPで、スポーツに限らずどんな場面でもあなたの脳の使い方を最大化するプログラムを組んでお届けします。
筋トレはすでにパーソナルトレーニングが当たり前の時代に、なぜわたしたちは、心技体全ての軸となる脳の鍛え方を学ばないのでしょうか。
これまでは解明されなかった脳について、テクノロジーの進化により続々と新たなことがわかってきています。最新の脳科学理論を使って、あなたも自己最大化を測ってみませんか?
Dr.FOCUSカウンセリングキャンペーン中 詳細はこちらから