【ゲーム×脳科学】「後1回だけ!」が止まらない!なぜ私たちはゲームに夢中になるのか?脳科学的に考察

皆さんはゲームに夢中になった経験はありますか?これが最後と思いながらも、何度も繰り返してしまい、気づけば何時間も没頭してしまうことがありますよね。夢中になるあまり、肩や腰がガチガチになって目も充血してしまったなんていうことも。実は、ゲームに熱中する背後には脳の仕組みが関わっています。今回は、なぜ私たちはゲームに熱中してしまうのか、脳科学の視点から解説してみたいと思います。
【目次】
*ゲームでの成果が報酬系を活性化する
*挑戦と達成が快楽をもたらす
*社会的つながりとコミュニティ
1. ゲーム中の成果が報酬系を活性化する
ゲーム中の成功や成果は、脳内の報酬系を活性化させます。例えば、ゲーム内で難関をクリアしたり、アイテムを獲得したりすると、脳内で快楽をもたらす神経伝達物質であるドーパミンが放出されます。これによって、プレイヤーは達成感や満足感を感じ、次の目標に向かって励むことができます。この達成感を得ることが面白くなり、次、また次とハマってしまうのです。気をつけたいのは、ゲームの中での成果に固執してしまうと現実世界の成長に使うべき時間までゲームに注ぎ込んでしまう場合もあるということです。人生を豊かにするためには、ゲームは趣味として楽しみながら現実世界の自分の成長のためにできることは何かを考える時間も作ることをお勧めします。
2. 挑戦と達成が快楽をもたらす
ゲームはプレイヤーに様々なチャレンジを与えます。その挑戦に対して、プレイヤーは自らの能力を試し、成長していくことができます。挑戦と達成感は、脳内の快楽をもたらすだけでなく、自己肯定感や自己成長感を高めることにも繋がります。ゲーム内で強い敵を倒したり、難しい課題を解いたりを繰り返すことで自己肯定感が上がります。そのため、ゲームに没頭してしまうのです。また、「後少し」で敵を倒すことができたのにという悔しさが、次の一回へ手を進めてしまうことに。ゲームの中でのキャラが成長することに囚われすぎず、現実世界の自分を成長させることにも時間を使いましょうね。
3. 社会的つながりとコミュニティ
多くのゲームはオンライン上で他のプレイヤーとの交流が可能です。自宅などに集まらなくても多くの人と関わることができるようになり、メッセージのやり取りやボイスチャットなどを活用し、Discordなどでコミュニティに参加することが当たり前になっています。そこで、プレイヤー同士が協力したり競い合ったりすることで、新たな友人や仲間を見つけることができます。また、ゲーム内のコミュニティやギルドなどの存在は、プレイヤーにとって居場所や支えとなります。
【脳への様々な刺激がゲームに熱中させる】
ゲームに熱中してしまうのは、単なる娯楽以上の要素が関わっています。報酬系の活性化や挑戦と達成感、そして社会的つながりとコミュニティなど、様々な要因が絡み合って、私たちをゲームの世界に引き込んでいるのです。文字コミュニケーションの技術が向上するのはとても良いことですが、現実世界の自分の成長を妨げるような時間の使い方には注意して、ゲームを通じて自己成長や社会的なつながりを深めていきましょう。
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