【反抗期×脳科学】イヤイヤ期、突然の罵倒に「グレた?」と不安になっているお母様へ。諦めるのははやい!?脳科学を活用し反抗期とうまく付き合う

2024/5/7 19:59
人間関係
【反抗期×脳科学】イヤイヤ期、突然の罵倒に「グレた?」と不安になっているお母様へ。諦めるのははやい!?脳科学を活用し反抗期とうまく付き合う

今まではニコニコと喜んでいたのに、突然イヤイヤ期になって反抗したお子さんを見て、悩んでいませんか。反抗期とは、2回来るといわれていて、それぞれ「第一反抗期」「第二反抗期」と呼びます。最初は2~3歳ごろの幼児期、イヤイヤ期と呼ばれる時期で、2回目は小学校2~3年生ごろに反抗的な態度が表れることがあります。今まで仲良くごはんを食べたり、買い物に行ったりしていたのに、急に態度が変わってしまってどうしていいかわからないという保護者の方も多いのではないでしょうか。なぜこの時期に反抗が起こるのかについて、今回は脳科学的な視点からその理由を解説します。

【目次】
*脳の発達が未完了で感情のコントロールが難しい
*ホルモンの変化により反抗的になりやすい
*自己確立のプロセス
*脳科学的に理解し反抗期の子どもとうまく付き合う

1.脳の発達が未完了で感情のコントロールが難しい

青少年期には、脳の発達にとって重要な変化を経験します。特に前頭前野という脳の領域が発達し、意思決定や抑制制御などの機能を担うようになります。しかし、この領域の発達が完了するまでには時間がかかるため、思春期にはまだ未熟な状態であり、感情のコントロールが難しくなります。自分の感情を思うように表現できずに、ものを投げたり暴れたりするという場合もあるのです。自我が芽生えている証拠とも言えるのです。

2.ホルモンの変化により反抗的になりやすい

思春期にはホルモンの分泌が増加し、感情や行動に影響を与えます。性ホルモンの増加により、感情の波が激しくなります。喜怒哀楽の変化が大きく、特にイライラや怒り、興奮などの感情が強く現れることがあります。また、情緒の安定性が低下することがあります。ストレスに敏感に反応しやすくなり、小さなことでも感情的になることがあります。テストステロンなどの男性ホルモンの増加は、攻撃性や競争心の増加と関連しています。思春期の男性では、他者との対立や反抗的な行動が増えることがあります。

3.自己確立のプロセス

反抗期は、自己確立の時期でもあります。自分のアイデンティティや価値観を見つけ、成人への移行を準備する過程で、親や社会との関係に疑問を持つことがあります。例えば、個人の考えや価値観が徐々に形成されていく中で、親や家族の持つ価値観との違いに気づき、自分の信念や考え方と親の期待や価値観との間で葛藤が生じたり、社会や周囲の期待と個人の希望や目標が一致しない場合、個人は自らの方向性や生き方に疑問を抱いたりすることがあります。​​この時期には自立心や独立心が芽生え、自己主張や自己表現が強くなります。

【脳科学的に理解し反抗期の子どもとうまく付き合う】

青少年期の反抗期は、脳の発達やホルモンの変化、自己確立のプロセスなど様々な要因が絡み合っています。突然の変化に戸惑うかもしれませんが、成長にとっては一つの大切な過程と見ることもできます。親や周囲の理解とサポートが大切であり、成長と共に受け入れられるように支えていくことが重要です。


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