【メンヘラ×脳科学】モテる男は一度は悩んだことがある!? どうして付き合うとメンヘラになってしまうのかメンヘラ女子を脳科学的視点から考察

メンヘラとは、一般的には「メンタルヘルス」(心の健康)の略語と言われています。恋愛においては、精神的に不安定な状態、恋愛依存体質の人のことを指していることが多いです。女性は男性よりも4倍不安を感じやすいと言われており、女性の方が恋愛依存体質になることが多いように感じます。
付き合い始めたときは幸せだったのに、いつの間にか不安や嫉妬が強くなり、気づけばメンヘラと呼ばれる状態になってしまうのです。なぜ付き合うとこんな風になってしまうのでしょうか?今回は、脳科学的な視点からその理由を解説し、どのように対処すればよいかを考えていきたいと思います。
【目次】
*セロトニンの減少と不安感の増加
*オキシトシンと依存の関係
*前頭前野の働きと感情コントロールの難しさ
*脳を理解して恋愛を充実させよう
1. セロトニンの減少と不安感の増加
セロトニンは、気分を安定させる神経伝達物質です。ノルアドレナリンという、緊張や不安をもたらす物質と、ドーパミンという喜びや快楽をもたらす物質のバランスを取るのがこのセロトニンと言われています。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質です。
付き合い始めたばかりの頃は、恋愛の興奮でドーパミンが多く分泌され、ノルアドレナリンとのバランスが崩れやすくなります。この時に、寝不足が続いたり栄養素が不足したりしてセロトニンが減少すると、不安感や抑うつ感が強まり、些細なことでもネガティブに感じるようになります。これが、付き合っている間にメンヘラ状態になる一因です。セロトニンを増やすためには、運動や日光浴、バランスの取れた食事が効果的です。
2. オキシトシンと依存の関係
オキシトシンは「愛情ホルモン」として知られ、信頼や絆を強める役割を果たす神経伝達物質です。しかし、オキシトシンが過剰に分泌されると、相手に対する依存が強くなり、相手がいないと不安になることがあります。この依存が強すぎると、相手の行動に過度に敏感になってしまい、攻撃的で嫉妬心が芽生えてしまうようになり、メンヘラ的な行動を引き起こす原因となります。依存を防ぐためには、自分自身の時間や趣味を大切にし、バランスの取れた関係を築くことが重要です。
3. 前頭前野の働きと感情コントロールの難しさ
前頭前野は、感情や行動のコントロールを司る脳の部位です。恋愛初期の興奮状態では、この部分の働きが抑制されやすく、感情のコントロールが難しくなります。そのため、些細なことに過剰に反応し、ネガティブな感情が増幅されやすくなります。前頭前野の働きを正常に保つためには、冷静な思考やリラックスする時間を持つことが大切です。瞑想や深呼吸などのリラックス法を取り入れることで、感情のコントロールがしやすくなります。
【脳を理解して恋愛を充実させよう】
付き合うとメンヘラになってしまう原因は、セロトニンの減少、不安感の増加、オキシトシンによる依存、そして前頭前野の働きの乱れにあります。これらを理解し、適切な対策を講じることで、より健康的な恋愛関係を築くことができます。自分自身の感情と向き合い、バランスの取れた関係を目指してみてください。
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